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[ 01.diary ] 2009年08月31日
春夏行進曲
なるべく、そんな気分になる様な曲をかけながら、
事務所でずっと生地を見つめている。
思い通りの生地はやはり、高く。
かといって、妥協してあっちにする事も出来ず。
原価計算表に打ち込まれた数字のはじき出した予定上代と、
全国の同盟軍に協力してもらう枚数は、
なかなか持ってチャレンジングな未来予想図である。
でも、やらなくちゃならんな。
失敗した時は、しっかり現実を見つめる。
どこぞのふて腐れ総理大臣を反面教師と成す。
スワッチに描かれた2010年ワールドカップイヤーの新作は、
今のところ計41型。
世の中では春のコートは売れない約束が流行っているようだが、
laluはそこに立ち向かう。
必ずそんな下らない現象を気にしない、
すてきなご主人様が待っていると信じて。
トレンチやらスプリングPコートをぶっ放す。
[ 01.diary ] 2009年08月26日
脳内衣替え
10月6日東京で幕開けの我々の展示会。
このところ毎日が春の制作できりきり舞いさ。
生地の手配が最近もの凄く難しくなっている。
素敵な生地を創るところほどやはり苦しんでいるようだ。
これが売れる、あれは売れない、コストがどうのこうの。。。
僕らにもっと力があれば、そんなの無視して好きに創れるのに。
まだまだがんばらなくてはならん。
そんな2010年の春夏の戦線に送り込む兵器達。
デザインは上がった。
現在パターンと生地の選定を進行中。
楽しいがイマジネイションをフル稼働のこの作業、
かなりの時間と体力を必要とする。
『あ〜やっぱりこっちの生地にしとけば良かった。。』
という後悔は非常にストレスになる。
だから、今は1分1秒を惜しまず、じっくり生地を見つめて、
それを立体物へと脳みそを使ってペーストして行く。
たいへん。。。
そんなとき、昨夜みたいに中日が巨人に負けたりするとすべてが悪く見えたり。
中京が優勝し、中日が快勝し、
グランパスが大逆転した23日なんかは、生地選びも勢いになる。
24日、冷製に見直した生地の単価は2400円だの2950円だの。。。
春夏でそれは、致命傷だ。
25日から、改めて生地を冷製に選定している。
カットソー以外はだいたい決まり。
今から、カットソーのそれを決める。
左手にデザイン、右手に生地スワッチ、脳みその中は春の嵐。
加速
春夏のサンプルアップ。
急がなくてはならない。
9月末の上がりを目指すとなると、そろそろリミットだ。
今日も生地が行方不明になったり、
大事な物の発注が滞っていたり、
発注がだぶりかけたり。
追加発注とサンプルの生地が混乱したり。
僕らの仕事は、9月から10月にかけて、
爆発的に加速する。
ここで居眠りしたり、脇見をすると、大事故に繋がる。
KAMMERも加速中。
秋の雰囲気が加速する日々、
入荷が次々と。
時間がなく、アップできてないのが申し訳ない。
今週はinkも合流。
KAMMERはついに完全秋冬フォーメーションにシフト。
明日、明後日は春夏の制作に集中。
その後、金曜日から大阪合宿。
ガンバルしか無い。
[ 01.diary ] 2009年08月22日
KAMMERは2歳になっていた。
夕方の日差しが少しもの寂しくなってきた。
これから2月の末まで、KAMMERが最も良い時期を迎える。
自分が本気で造った作品と、
仲間たちが人生を削りながら造った作品が、
次から次へとKAMMERへやって来る。
そして、それらの作品はここで素敵なご主人様に出会い、
彼らの人生のちょっとしたお手伝いをするわけだ。
今日もそんな物語が沢山KAMMERで始まった。
実は、忙しくて忘れていた。
KAMMERは今月の12日に2歳になった。
大阪のCASSOAWRYのオープンや、風邪ですっかり忘れていた。
次から次へと洋服屋がつぶれる中、
こんな田舎の片隅でなんとかやって来れたのも、
妥協せず、真剣に洋服の本当の価値を伝えて来た僕らの心と、
それを受け止めてくれる素敵なお客さんが沢山集まってくれたからだ。
どちらが無くても、この様な店には成れなかったと思う。
オープンから何度となく一般論を振りかざす独りよがりの権力者から、
悪意をもって否定されたこのKAMMERという店は、
その何もしてくれない有識者を飛び越えて、
沢山の支援者を手に入れた。
看板も出さない。
雑誌の取材も受けない。
ヘッドフォンをして入って来た人にお帰り願い、
僕らとのコミュニケイションを拒む人にはこちらも洋服を売らなかった。
批判されるこの行為も、
大勢の素晴らしいお客さんと、
彼らを同じくお客として受け入れる事が失礼だと考える故。
その結果、多くの人たちが、
我が事の様に我々の作品を友人や家族、仕事仲間に広げてくれた。
実にストレスの無い素敵な広まり方をしている。
情報をねじ曲げ、洋服を簡単に売る方法は知っている。
それがしたかったら、7年前東京で別の道に人の運転で人生を向かわせた。
あのときそうしなかったのは、
僕を受け入れてくれた4人の師匠たちの姿を見続けて来たから。
特に代官山のあの兄貴には感謝している。
『本気でやってんだ、いい加減に俺に関わったら殺すぞ』
赤いバーでいわれたあの日の記憶は、
今でも僕の大脳皮質のすぐ取り出せるところにおいてある。
何かくだらない事をやりそうになったとき、
ハーパーソーダのグラスと、あの人のギラギラした目玉を思い出す。
そうすれば僕はきっと何があって道を踏み外さないと思う。
だから、そろそろ、後続の若者たちに対して、
僕があの人のようにならなくちゃいけないのだが、
まだ、もう少し時間がかかりそうだ。
[ 01.diary ] 2009年08月18日
2つの反省
まず1つ目。
せっかく早起きしたのに、
13:04分に居眠りした事。
昼飯を食った途端、頭の中が溶け出した。
目覚ましに、parkcafeへスペシャル濃いめのアイスコーヒーを飲みに言って来た。
それからはばりばり働いている。
慣れない事はするものではない。
2つ目。
コートの納期が遅すぎた。
ここ2週間、コートを待つ皆様のご来店に、
苦し紛れのサンプルプレゼンが続いている。
皆さん東京、金沢、名古屋、埼玉など遠方からのご来店。
本当に申し訳ない。
9月にすべてあがるのだが、やはり、
KAMMERでは8月からコートが必要なようだ。
そこで、春はしっかり皆さんの心意気に答えるべく、
12月からびしばし春物を立ち上げようと思う。
ガンバル親父は報われる。
そうに決まっている。
外の暑さは相変わらずだが、光の具合がもう秋になって来た。
9月には旨い魚が水揚げされて、
KAMMERにも諭吉様が沢山水揚げされて。。。
フフフ。
だから、秋は好きなんだ。
何もかもが僕の好きな方向へ向かうから。
大嫌いな花は枯れ、
大嫌いな太陽が長く地球の裏側へ行く。
あとは大嫌いな犬が冬眠でもしてくれたら、
空気中のCO2を削減するより地球は居心地が良くなるのだが、、、、
高校まで生物学者になるのが夢だった。
あの夢をあきらめていなければ、
生涯を犬だけが死ぬバクテリアの開発に捧げていただろうに。
でも、もしそうなっていたら、
犬をこよなく愛する大阪の巌窟王に殺されていたかもね。
ま、今は昔より犬に対して少し優しくなったから大丈夫。
もうレッドウィングでシェパードに戦いを挑んだりはしなくなったから。
こんな僕でも大人になった。
人は変れる。
なのになんであの政治家というやつらは、
顔が皺だらけになっても人の悪口しか発しない、
クラスの嫌われ坊主みたいにみっともないんだろ?
もし、子供が出来たらこうしつける。
『良いか、犯罪者になっちゃ行かんぞ。
でも、それ以上に政治家になっちゃいかん。』
良い親父になる自信がある。
5:30起床
咳が止まらず、起きているのがしんどかったから、
昨夜22:30に就寝。
よって、目覚めは早朝。
朝食はスクランブルエッグにバジルとロースハムのサンドウィッチ。
BOLTと麻薬犯罪者のニュースが繰り返し流される薄味なニュース番組を聞きながら、
春夏の企画書の制作をしていた。
気がつけばもう7時だ。
蝉が鳴き始めた。
今日も暑そうだ。
しかし、
KAMMERはじわりじわりと秋冬にシフト。
今着る物どころか、軽めの秋物も飛び越えコートの予約と先売りが絶好調。
トレンチの在庫もおおかた埋まって来た。
そして、7月19日にこちらにて追加をけしかけた10911。
赤い彗星、返り血で染めたレザージャケット。
8着の追加のうち、有り難うございます。
サイズ3、6着、昨日、完売。
残るは赤サイズ1がcassowary分含め、3着。
あと3人の勇者、貴方を僕たちは待っている。
KAMMERとcassowary用に用意した在庫は赤20着、黒6着。
すでに23着が売れている。
ちなみに赤いトレンチはあと4着。
今年は僕以外に2人の戦士が現れて、
東京と広島の街にもこの赤い鎧が飾られる。
赤なんか売れない、コートが売れないという噂を聞くが、
何が根拠なのか。
春もスプリングコートにカラフルなブルゾンを企画中。
その昔、統一感だの一貫性だのを偉そうにジャーナリストに説かれた事があった。
彼の言う通りにしなかったのが、この成功を導いた。
ニュースや雑誌を信じるな!!
世の中の人々は、かしこぶったそういう現象の人々よりも勇気がある。
勇気と楽しむ心を無くした奴らとおさらばして、
造りたい物をならべるデザイナーと、
着たい物を買うお客さんの店。
その名は、KAMMER〜!!

[ 01.diary ] 2009年08月17日
さよならご先祖様
燃え上がったのだろうか、五山の送り火は。。。
長く京都に住むと、意識もうすれ、
今日がその日だと気がついたのは昨日だった。
先祖を大事にしろというのはよく言われる事だが、
僕の場合、しょっちゅうじいさんばあさんを思い出すから、
わざわざ盆正月だと言って騒ぎ立てる気にならない。
それに、あの婆さんの事だ、
きっとお盆だからと言ってこっちに来ないと思うんだ。
暑い一日だったけど、KAMMERに居ながらデザインして、
お客さんと話しながら、ゆっくりと過ごした。
新人吉川は初の五山の送り火に深酒をしている頃だろう。
明日からは去って行ったご先祖様方にかわり、
止まっていた仕事が魑魅魍魎のごとく襲いかかる事であろう。
逃げはしない。
真っ向勝負。
獣の槍(うしおととら)、鉄砕牙(犬夜叉)、鬼の手(地獄先生ぬ〜べ〜)を駆使して、
その魑魅魍魎を迎え撃つ。
それを邪魔するのは意外と面白い世界陸上。
昨夜は、砲丸投げにはまった。
さてさて、そういえば、大阪の皆様、
cassowary、のぞいてくれましたかね?
KAMMERとはまったく違う表現をするお店。
共通点は、洋服に純粋な親父の心意気。
仕事帰り、休憩にでものぞいて下さい。
お向かいのデイリーヤマザキのテラス、意外と素敵でっせ。
http://web.me.com/cassowary2009/
[ 01.diary ] 2009年08月07日
始まる前の静かな森

守り神“火食い鳥"
恐ろしいクオリティーのこのオブジェは、
きっと邪悪なゾンビをこの店に入る事を美しく拒んでくれるはず。
そんな守護神と共に、2羽目たる僕もCASSOWARYの森に入った。
静かな、恵みの果実がたわわに実る生命の森。
傷だらけになりながらも、嘘をつかずにやって来た心の具現化。
これからもまだ傷は増えるだろうが、
絶対に負けない覚悟はすでに出来ている。
飛べはしないが、まるで恐竜の様なその足で、
どれだけでも邪悪な奴らにドロップキック。

せっかく持って来たタランチュラとサソリの標本は、
CASSOWARYの新人スタッフが蜘蛛恐怖症のため、
毒針を輝かせたこいつだけ飾る事になった。
いろいろな人間がいろいろな果実を実らせた最初の森。
素晴らしく素敵な場所になった。
明日の夕方、夕暮れ間際にお披露目の宴。
さぁ、はじまりはじまり。
[ 01.diary ] 2009年08月04日
本当にすまないと思っている

大阪で、やたら上半身の筋肉が発達したCASSOWARYが、
一人森の構築に汗を流しているのに、
なかなかそこへ合流できない事を、
…本当にすまないと思っている。。。
6日から大阪入りするが、それまでに大方終ってしまっているんだろう。
一人首を傾げて、悩みながら。
でも、きっと楽しいんだろうと推測する。
7月の末はいろいろあって、本当に一回り社長として大きくなったと感じる。
そして、変化の8月が始まって、卸先さんは絶好調。
今日も昨日も追加のゲリラ豪雨。
KAMMERの在庫がどんどん消えて行く。。。
まるで、富士山の地下水減を海外資本に買い取られた様な気分だ。
ね、画伯。
そんな中、頑張っております。
悩んでおります。
有限会社Sanctum営業アシスタント、吉川薫24歳独身。
Sanctumism、果たして浸透するのにどれだけの時間を必要とするか。
弊社に親交の有る人々が静かに見守っている。
東京では一人暑い中、サンプルを担いで営業主任が飛び回る。
山本史人、ある意味、人の2倍の経験をした男は、
狭い肩幅で大きなリュックサックをなんとか担いで、
今日も渋谷の坂を上っている。
3人の統一感の無い男たちを静かにコントロールする影の実力者、
田和は白ワインの量を最近少し控えながら、
あらゆるシステムの構築と、説明書の読めない社長のかわりに、
分厚いマニュアルを小脇に抱え、
赤いクッションワーキングチェアでモニターを支配する。
そんな形になり始めたSanctumカンパニー。
今日もひたすら社員旅行の実現を夢見て4台のMacをフル稼働。
[ 01.diary ] 2009年08月01日
上を向いて行こう

8月になりました。
そして、明日2日より、神奈川県大和から新しい仲間がKAMMERに立ちます。
皆様、よろしくお願いします。
明日は僕と二人で、新しいスタート。
さて、そう、8月なんだ。
そろそろ、詳しく話さなくちゃ。
8月9日にオープンします、CASSOWARY。
TALKING ABOUT THE ABSTRACTION 市原直紀
ELATE 宮川雅基
lalu 坂井真吾
その他、僕らの周りに居る、
考えを同じくする仲間たちで作り上げる洋服を愛する人たちの集まる場所。
我々3ブランドのほぼすべてのコレクションと、
このCASSOWARYでしか手に入らないスペシャルなもので構築される。
9日のオープンには僕も店頭にて皆様のお越しをお待ちしております。
詳しい住所、電話番号、また、後日。
ちょっとずつ、ここに書いて行きます。

