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[ 01.diary ] 2009年11月29日

変って行く思い

21歳の冬、洋服世界に入った。
その時は、自分がこの世界で生きて行くとは考えていなかった。
心は何時も赤いギター染まっていたし、
売り場で流す音楽のコードを追いながら、
新しい自分の歌を考えていた。

しかし、やがて気づいた自分の才能の貧弱さ。
弟や友人が飛び越える壁から僕は逃げ出した。
そして、目の前で自分の人生と共に動く出来事を直視した。
社会人となった23歳の春、
心はグローバーオールのダッフルコートに染まっていた。

そして訪れた転機。
希望と絶望の国への招待状。
友達のワゴンにほんの少しの家具を積んで、
深夜の高速を東へ東へ走った。
住み着いた大都会の麓。
心は渋谷区に染まった。

怒濤の2年間。
良い事も悪い事も全て覚えた2年間。
十分にたたかれたし、十分に理解した。
自分の立ち位置、それがはっきりと分かった27歳の秋。
心はすこし折れて、道を見失った。

舞い戻ったのはふるさとではなく、
因縁の街、妖怪の巣食う古都京都。
少しずつ、少しずつ、何か探しながら、
ゆっくり、ゆっくり、考えた。
とにかく考えた。
心は次第に穏やかになって、ちょっと何かに触れた気がした。

ふと気がつくと、昔考えもしなかった30代に突入していた。
現実が夢を追い抜き始めた。
動き出したら止まらないブレーキ無しの重戦車みたいに。
知らぬ間に僕の手元には自分の会社とブランドと、
新しい家族が出来ていた。
心はすこしだけ強くなって、昔の憧れよりも素敵な物を手に入れていた。

あれから5年。
ちょっとはましな人間になっただろうか。。。
いや、まだまだだめなままだった。
これからもう5年かけて、
今、僕を助けてくれる大きな人たちへ恩を返せる存在に成ろうと思う。
昔受けた傷はまだ完全には治っていないが、
ようやくこの2年で血は流れなくなった。
あと、もうすこしだ。
今の心は、自分でも結構気に入っている。

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[ 01.diary ] 2009年11月27日

cassowary kyoto

大阪の方で発表されたので
こちらでも
今年の8月9日に南船場にオープさせたデザインの森
『CASSOWARY』
その2号店として
2月12日金曜日
京都にいよいよあの森を作ります
構成ブランドは
lalu
TALKING ABOUT THE ABSTRACTION
ELATE
ink
場所は………………
少々複雑なのでもうすこし非公開とさせていただきます

オープンに際し
様々な企画を考えております
cassowary kyoto限定の特別デザイン
酒盛り
そして久しぶりの音楽祭
2月はみんなが大忙し
だから何処までの事が出来るか分かりませんが
長く我々を支えてくれた皆さんと
再び新しい門出を楽しく迎えられる様
精一杯の努力を惜しまない事をやくそくします

2月には有限会社Sanctumも5周年
TALKING ABOUT THE ABSTRACTIONも9周年
いろいろな区切りのお祝いも兼ねさせてもらって
仲間や家族を巻き込んだ大きなお祭りになる事を望んでます

cassowary-attack-2.jpg

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[ 01.diary ] 2009年11月25日

素敵な連休だった

3日間、
雨も降り、思うほど来客は無かったものの、
それがまた良かった。
コーヒーを飲みながら、
いろんなお客さんとゆっくり話し、
非常に素敵な時間が過ごせた。
思いつく顔がやはり裏切らず来店してくれて、
大して旨くも無いコーヒーにも関わらず、
KAMMERでの時間を楽しんでくれた。

この風景が気に入ったので、
コーヒーメーカーは起きっぱなしにしておく事にした。
もっともっとゆっくり出来る場所にしたい。
そんな気持ちも含め、今、家具を探している。
アップライトピアノ、ソファ、デスク、ウォールシェルフ。
落ち着くリビングルームを目指している。

だが、
ゆっくりもしていられない。
12月はまるでワームホールを抜けて来たかの様に、
突然7日先に現れて、
やがて来る4月の展示会への焦りは、
股間を締め付ける様な感覚を思い出させた。
急がなくちゃいけない。
デザインは燃え尽き症候群にかかり、
10月の末から停滞中。
大目玉コートのパターンはまたしても混乱の予感。
天竺のデザインはさらに難しく。
パンツに至ってはもう地獄の試練である。
短所と長所を理解し、優秀な秋冬コレクションを作り上げたい。
そのために、今日はゆっくりちょいと庭付きの個室で夕食を。
予約は7時から。
明日の体重増加は免れない。
明後日からまた野菜のおかずを増やそう。

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[ 01.diary ] 2009年11月18日

お早うございます。

睡眠障害回復の兆し。
昨夜は11時に床に入り、
4時に目覚めた。
最近にしては、よく眠った。

それから、リビングで
PCの作業をしながら、
友人の音楽家達の近況やライブの日程を見て、
久しぶりに生の音楽を聴きたくなった。

12月2日、高鈴が京都RAGでライブ。
これは行きたい。
あの2人の頑張っている姿が好きだ。
良い音楽は時に、悪意につぶされる。
洋服と同じ。
何も知らない評論家は、
無責任に真実をねじ曲げる。
だから、高鈴もCASSOWARYも、
直接聴く人、着る人に作品を届ける事にした。
時間と反復が必要だが、
素晴らしい方法だから、お互い、頑張ろう。

昨日の雨の分、今日は快晴だ。
さて、シャワーを浴びて仕事に向かおう。
今日は大事な打ち合せがあるから、
ちょっと早く事務所に行って、
資料を作らなくちゃ。

今日も、頑張ろう。

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[ 01.diary ] 2009年11月17日

個人買い

今年はほんとにKAMMERが調子良い。
皆様に感謝。

そして、僕も一人の洋服好きとして、
今シーズン沢山KAMMERで買いました。
今日はそんなお気に入りをピックアップ。

まずは何はさておき最高傑作10912。
もちろん私も購入。
2色とも欲しかったんですが、
まったく在庫が足りないのでCHLだけにしました。
10912CHL_web2.jpg
まだ、サイズ1、2は残ってますよ。
ただし残りわずかです。

それからこれも当然。
レザージャケット10911。
すこし痩せないと着ていてかっこわるいので、
まだ着てませんがね。。。
おかげ様で黒は即完売しました。
現状、赤のサイズ1があと2着だけ残ってます。
10911BLK_web2.jpg

早々と完売して追加をお願いしたこちらも。
もう転写パンツはスタンダードクリエイション。
これしか穿いてないと言っても過言ではないほどです。
沢山追加した上、WEBSHOPでの販売を控えたので、
まだ在庫はぱらぱらと残ってます。
I0150denimFRONT_web2.jpg

シャツは2品番鹿創らなかったんですが、
両方とも買いましたね。
20905RED_web2.jpg
着てると褒められるんですが、
なかなかここに手を出してくれるお客さんは少ないんです。
特に20906の方が。
今回の中でも一番気に入ってるデザインです。
20906KHK_web2.jpg

褒められるといえば、このブーツ。
知り合いのカフェオーナーのweblogにまでのせてもらっちゃった傑作。
市原先輩からの『シンゴ、ブーツ創ろうや〜』という命令を、
左へ受け流し、後輩の大阪生まれ浅草育ちのキリンの首みたいな後輩山本に創らせた、
男前紫エンジニアブーツ。
非常に気に入っています。
50902PPL_web2.jpg

そしてこれ。
展示会でこれを巻いていて、
黒魔導師と言うあだ名がついたロングロングマフラー。
編み上げたニットのマフラー。
カーディガンやガウンの様に着れるんです。
大きな先の尖っていない安全ピン付き。
50903CHL_web2.jpg

11月ももう半ば過ぎ。
そろそろこいつらの出番。
楽しみです。

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[ 01.diary ] 2009年11月15日

アキラの土産

HI3E0208.jpg

高野山の土産物屋の息子、
親友のアキラからの土産だ。
小さい頃から大嫌いだったごま豆腐の存在を好物に変えた革命児。
角濱のごまどうふ。
真っ白なぷるぷるとした絶品。
個人的編集の全国の名物名鑑に真っ先に掲載した。
岐阜の明宝ハム。
東京日本橋『魚久』の銀ダラの西京漬。
尾張名古屋のスガキヤの冷やし中華。
京都駅内の土産物屋の新福菜館のラーメン。
今度、全国の旨い土産物リストをここに公開してみようと思う。

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[ 01.diary ] 2009年11月11日

ピアノ

ピアノが欲しい。
木目のアップライトが欲しい。
KAMMERに置きたい。
処分に困った木目のアップライトピアノ、
誰かください。

中古を探したけど、やっぱり結構するんだね。
なかなか手が出る金額じゃない。
ギターならすぐさま。
でも、未熟な鍵盤はそうはいかない。
でも、欲しい。
ギターとピアノとカフォンが置いてあるKAMMER。
夢にまで出て来るそのKAMMERの完成図。
いつの日か。

今日も雨。
静かな静かな日々が続く京都。
明日は東京からのつむじ風と大阪からの六甲おろしを、
古都の妖(アヤカシ)、カマイタチがお出迎え。
秋の京都は食いもんが旨い。
明日も細胞深くアルコールを吸い込んで、
お魚のドコサヘキサエン酸は脳にストック。
明後日からの悪巧みに使用する。

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[ 01.diary ] 2009年11月10日

打開策

不眠の打開は、寝ない事。
毒をもって毒を制す。

今日は徹夜で仕事中。
15:21、強烈なラリホーにかかり、
20分弱、意識喪失。
その後も、ばりばり空回り。
現在19:46、左の脳がほんわかほんわかし始めたので、
大雨の中、帰宅を決断。
明日も雨。
明後日は京都サミット。
会場は、京都鮮魚会議所。
予約も万全。
久しぶりに刺身三昧にて、未来の話を。
ヨコワにわさびを。
言葉にもわさびを。
ヒラメは紅葉おろしで。
眠気にも紅葉おろし。

雨がやむとなお良い。
『明後日天気になりやがれ。』

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[ 01.diary ] 2009年11月07日

formula<術式>始動

formula_logo.jpg
来る2010年、有限会社Sanctumは5周年。
その区切りの年に会社として新しいトライアルに打って出る。
新ブランド“formula”(フォウミュラ)。
若き才能と共に、laluとはまた違う立ち位置の洋服を創造する。
それがどういった思想と目標を持つかはいっさい公表しない。
ただ、我々創る側が持つ創作動機に名前をつけるとき、
最も上手く表現できる言葉が“formula”で有る。
どんな物を創るか。
乞うご期待。

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[ 01.diary ] 2009年11月06日

広島へ、2度目の修学旅行

091104_2.jpg
14:38、広島駅に到着。
改札で待ち合わせた未熟な30代の馬鹿者4人は、
そこから路面電車に乗込み、
天気のよい広島の街を修学旅行気分で目的地へ。
備後と書いてしまったが、
日本史に弱い僕の間違い、安芸の国だね。
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そして、やって来た「光と影」の空間。
おいしいコーヒーを頂いて、
社長、空さんのご好意で一人を巻いて広島観光。
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彼女が出来て浮かれていた高校の時の修学旅行では感じなかったインパクト。
091104_4.jpg
この日こんなに美しい空。
ちょうどこの写真のとこで、
国と化学者のエゴと、
何も知らない人間の不幸の始まりが、
閃光と共にはじけたんだって。
そのすぐ近くの空と、
目の前の無機質な骸骨を交互に見て、
絶望的な寒気がした。
091104_5.jpg
振り返ると、
旧広島市民球場。
そこにカメラをむけたらば、
奥田民生風のマッチョデザイナーが見切れてしまった。
091104_6.jpg
そして、地球上どこへ行っても僕らの本領は日暮れから発揮される。
特に、霞んだハットのお男がね。。
そんな億戦錬磨の大阪大人子供を迎え撃つは
091104_7.jpg
安芸侍3人衆。
性別以外はるな愛にそっくりなまやちゃんのお万歳を頂きながら。
人を殺せない先っちょがゴムの矢を的に投げながら。
コワモテ4人、男前風藤川球児1人、顔が真っ赤な生まれたての洋服戦士一人で、
なんと可愛くアップルパイを食べながら。
最後は広島焼きを食べながら。
よう、しゃべった。
ちょっと留め金を原爆ドームの前に忘れて来たせいで、
場をわきまえず、僕はしゃべりすぎた事を、
『本当にすまないと思っている。』

二日酔いも程よく11時にホテルを出た4人。
『急いでくれ、時間がない。』
動向したジャックバウワーに生理的な問題が発生し、
タクシーに大急ぎで広島駅に向かってもらった。
ジャックが昨夜のケジャンが仕掛けたバイオテロと戦っている間に、
紅葉まんじゅうやモーツアルトのチーズケーキを土産に買い込んで、
それぞれ岡山、福山、大阪、京都へ向かった。

最後に、広島の同士へ。
至れり尽くせり、感謝。
12月、京都で、まっている!

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[ 01.diary ] 2009年11月03日

真剣に生きた方が良い。

人間35年も生きていれば、
そりゃ、大勢の人に出会う。
僕の人生は、その上、平均を大きく上回る接触をして来ていると思う。
そういえば、それも、そういう運命なのだと、
その昔、陰陽師にいわれた事もあった。

高校の頃からか、
『もうすこし楽に生きた方が良いよ』
と、諭されて来た。
『難しく考え過ぎ』『どうしてそうわざわざひねくれて考えるのか』
僕の存在はいつもなんだか周りには不都合な物だと表現され続けて来た。
あのまま、世の中の大きな流れに従って、
所謂、『楽に生きる』人生を選んでいたら、
僕はきっとそろそろこの世に別れを告げる選択をしてただろう。

そんな日本不適合者が、今、やたらと楽しくやっているのは、
これまでに出会った何人かの真剣に生きる美しき利己主義者のおかげだ。
『世の中や人のせいにする前に、
一度思いっきり好き勝手やってみろ。』
無言で彼らは僕にそう教えてくれた。
それから、物事を0から考える様になった。
大人になると、人間、物事はおよそ50から思考する。
見誤る事も多く、引き戸にドアノブがついていたら、
何時間もそれを鍵がかかっていると思って開ける事が出来ない。
0から考える子供はすぐさまそれをスライドさせて新しい世界を手に入れる。
そんな心得が、環境を打破するために大いに必要だと思う。

僕の考え方に対して最近、ファッション赤軍と大阪で名がついた。
案外気に入っているそのあだ名だが、
実際は僕の性質は赤くは無い。
どちらかというと、アメリカよりも本質的に自由を主張している。
立ち位置の間違った権利や主張をコテンパンに叩き、
正当な責任を背負った者だけが主張できる権利の剣を振り回しているだけだ。
名付けるなら、超攻撃型民主主義。
磨きすぎた刀はしまう時に自分の体を傷つけたりもするが、
その斬れ味と痛みを知る事もちゃんと出来る。
だから、むやみに僕はその刀を抜かないし、
逆に、敵が居る限りその刀を納めない。
NOばかりいっている様に見えるのは、
今は四面楚歌&破水の陣、
そんだけ周りは敵だらけだって事だと思いますよ、巌窟王。

上手くバランスを取ってそこに立つ人間も居る。
けど、僕の場合、邪を斬って斬って斬りまくらないと、
上手くそこに立っていられない。
だからこれからも今までのまま、
気づけば自分の身の丈よりも大きくなったフォーチュン(斬首刀)を振り回して行く。

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[ 01.diary ] 2009年11月02日

コートの在庫状況

結構、売りました。
が、すこし残ってますので、正直にKAMMERの在庫を発表します。
10907
BLK/1x3,2 sold out,3x1

10908
RED/1x2,2x2,3 sold out

10909
OLV/F sold out

10910
KHK/Fx3

10911
RED/1x2,3 sold out
BLK/1 sold out,3 sold out

10912
BEG/1x1,2x2,3 sold out
CHL/1x2,2x2,3x1

10807(追加生産)
BLK/1 sold out,2x3,3x1

10913
BLK/Fx11

となっております。

商品写真は以下にてご確認ください。
lalu 2009 AW collection
http://www.sanctum.co.jp/lalu/index.html
KAMMER web site
http://sanctum.co.jp/KAMMER/index.html

急に寒くなった今日、恐らくコートが脳裏をよぎった事でしょう。
恐らく寒くなる今年の冬の鎧に、
絶好調のlaluのコートも候補に入れてもらえると幸いです。
ようやくKAMMERが板について来た新人吉川が、
半笑いで皆様のご来店をお待ちしております。

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